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ウォシュレットとは
ウォシュレットとは、用便後に温水で汚れを洗い落とすことが出来るトイレ便座のことです。
実は、ウォシュレットという名称自体は特定の会社の登録商標であって、本来は温水洗浄便座と言わなければならないのですが、あまりにこのウォシュレットが普及したため、一般的な名称として使われています。
ウォークマンと同じ現象ですね。
このウォシュレットは一般に日本人が開発したと言われていますが、実はそれよりも前からアメリカで医療用の器具として使われていたようです。
しかし、水漏れなど技術的な問題が多く、広く普及させるには至りませんでした。
この温水洗浄型便器が一気に普及したのは、日本企業が優秀な製品を開発したからです。
1980年代に安定した水温で規程の水量を噴射することが出来るようになり、CM効果と相まって、一般家庭にまで浸透し始めました。
現在では、7割を超える家庭にウォシュレットが設置されていると言われています。
これほどウォシュレットが普及しているのは、世界中を見ても日本だけであり、諸外国ではトイレに電源がない場合も多く、普及があまり進んでいません。
それなので、外国人が日本に観光などで来ると、そのトイレの高機能ぶりに驚く場合が少なくありません。
最近では、ウォシュレットの更なる高機能化が図られています。
洗浄・乾燥はもちろん、少量で効果的な洗浄ができるようになっていたり、リラックス効果のある音楽が流せるようになっているタイプも登場しています。
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ウォシュレットの利点
水漏れや高水温といった問題を克服して、普及に至ったウォシュレット。
このウォシュレットが、これほど広く普及しているのはなぜでしょうか。
その背景には、ウォシュレットの持つ利点と、日本人特有の清潔志向が関係しているようです。
ウォシュレットを使うと、紙で汚れを取る場合よりもはるかに清潔さを保つことが出来ます。
汚れが残ることによって生じる皮膚炎や痒みを抑える効果が、期待できるのです。
ビデ機能に関しても同様です。
デリケートな部分の清潔さを保つことによって、日常生活をさらに快適に過ごすことが可能になるのです。
また、暖房便座の利点も見逃せません。
特に冬は、便座が温かいとほっとするものです。
実は、ウォシュレット開発当初には、この暖房便座のことは特に考慮されていませんでした。
しかし、噴射水により便座カバーが濡れてしまうということがよく起きたため、便座カバーを付けられないという欠点が出てきてしまったのです。
夏場は良いにしても、冬場のヒヤッとした便座に座るのは嫌なものです。
それで、便座のヒーティングを行うようになったわけです。
いわば副産物として実現した暖房便座ですが、今や世界中の人から愛されるシステムになっています。
さらに、高機能化したウォシュレットには脱臭、乾燥、音楽機能なども付加されています。
続いてトイレに入る人が不快な思いをしないように助けてくれますし、リラックスしながら、あるいは音を気にせずにトイレが使えるのもウォシュレットの利点ですね。
ウォシュレットの注意点
日本の7割を超える家庭に普及した、ウォシュレット。
快適な生活を支えてくれるこの便座ですが、幾らかの注意点もあるようです。
使用面と機能面から、注意点について考えてみましょう。
まずは、ウォシュレットを使用する際に注意すべきことです。
日本人は元来清潔志向が強く、それがウォシュレットの普及に大きく貢献してきたわけですが、これが行き過ぎてしまう場合があります。
つまり、洗い過ぎてしまうことがあるわけです。
洗い過ぎると、粘膜を傷めてしまう場合もあるので、ほどほどに使用したほうがいいでしょう。
特に最近のウォシュレットは性能が良く、噴射水圧も高いので注意が必要です。
「弱」の水圧で、10秒ほど洗えば十分ということです。
さらに、使用方法から言えば当然のことではありますが、ウォシュレットを通便促進のために使うのはあまり良くないようです。
快便のためには、早寝・早起き・適度な運動に勝るものはないとのことでした。
機能面からの注意点についても考えましょう。
特に注意すべきなのは、定期的なメンテナンスをするということ。
水漏れなどの軽い不具合なら自分で修理することもできます。
それも、メンテナンスをしていれば早めに発見できますね。
ウォシュレットはコンピュータ制御の電子機器ですから、経年とともに劣化したり、基盤が焼けるなどの症状がでる場合もあります。
ひどくなると、火災の原因にもなりかねませんから、メンテナンスは不可欠ですね。
また、水周りの電気機器ですから、アースをきちんと接続して安全に配慮しましょう。
ウォシュレットの掃除
ウォシュレットを設置すると、何とも快適な使い心地に感動します。
しかし、時は流れ、数年すると、ぴかぴかだったウォシュレットも段々と汚れが目立ってきます。
今回は、ウォシュレットの掃除について解説していきましょう。
まず基本的なこととして、便座や便座カバーは外に出ていて掃除しやすい部分ですから、これらに関しては普段から中性洗剤を薄めたものをタオルに染みこませて、掃除しましょう。
注意したいのは、ウォシュレットは電子製品であること。
それなので、決して水をかけてはいけません。
タオルで拭いて掃除するようにしましょう。
また、酸性洗剤やアルカリ性洗剤はプラスティック部品には使わないほうがいいでしょう。
汚れが気になるのに掃除しにくいのが、噴射ノズルです。
こちらも「ノズル洗浄」などと書かれたボタンを押すと、水を噴射せずにノズルが出てきます。
ノズルの汚れは水垢によるものが殆どなので、軽く水拭きすればきれいになる場合が殆どです。
汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めて拭きとりましょう。
その際に、ノズルを引っ張ったり、回したりしないようにします。
水漏れなどの故障の原因となりかねないからです。
ノズル先端部の汚れは、竹串に布を巻いたりするなどして掃除できます。
一番掃除しにくいのは、ウォシュレット本体です。
便器と本体の隙間が汚れる場合が多いようです。
最近の機種は、ボタン一つで本体をずらせますから、年に一度は本体下部と便器上部を掃除してください。
ウォシュレットの水漏れ
生活の一部に溶け込んでいるウォシュレット。
一旦家庭に導入したら、もう手放せないという人が殆どです。
しかし、単なる便座ではない以上、様々な故障や不具合が生じることは避けられません。
それらのトラブルの中で特に頻発するのが、ウォシュレットからの水漏れです。
では、ウォシュレットの水漏れが生じたときの対応について解説しましょう。
ウォシュレットが水漏れを起こす場合、幾つかの原因が考えられます。
まず、かなりの量の水が漏れている場合、本体に大きな損傷があると考えられます。
引き続き使用できそうに無いくらい水が出てきているなら、すぐに止水栓で水を止め、販売店に相談してみましょう。
厄介なのは、ポタポタと水が漏れてくるような場合です。
使用できないわけではないし、かといってずっとバケツなどを置いておくのも考え物…という状況ですね。
こうした水漏れが生じる場合、原因のほとんどはパッキンの劣化や損傷です。
ウォシュレットには、主に二つの水道接続部があります。
一つは、フラッシュウォーター用のメインタンク。
もう一つは、ウォシュレット用の温水を作る部分への接続部です。
ポタポタと水が漏れるのは、これら二つの接続部からなのです。
パッキンが劣化して水が漏れている場合は、ホームセンターなどで汎用パッキンを購入して交換すれば水漏れは止ります。
片方が劣化していたら、もう片方のパッキンも交換しておくといいでしょう。
ボルト等が緩んで水漏れすることもあり、その場合は増し締めするだけで水漏れは止ります。